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気楽に楽しむコーヒー

アサービク/アザーマイルド/アシディ/アシディティ/アストリンジェント

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アサービク/アザーマイルド/アシディ/アシディティ/アストリンジェント

アサービク

カッピング用語の一つ。Acerbic。
コーヒーの酸っぱさを表すときに使う。熱い時には感じないが、冷めると途端に酸っぱくなって不味くなる、という時に感じている酸っぱさやコーヒーを長時間熱し続けた時に発生するような酸っぱさのこと。

原因は生豆自体の問題、焙煎の問題、焙煎豆の保存方法の問題、抽出の問題、抽出後のコーヒー液の保存方法の問題など様々に考えられるが、カッピングテストの時に感じるのならば抽出以前の問題となる。逆に普通に入れて嫌な酸っぱさを感じる場合は、まず自分の抽出技術を疑うとこからはじめるといい。大体、失敗している。

アザーマイルド

ICOが定めるコーヒーの取引用の分類の一つ。ニューヨーク取引市場などで用いられる。
水洗式アラビカ種の内、コロンビア、タンザニア、ケニア以外の地域で栽培、生産されたコーヒーを示す。その殆どが中米産(グアテマラ、コスタリカ、ペルー、メキシコ、エルサルバドル、インド、ジャマイカ、ホンジュラス、ベネズエラ、ボリビア、パラグアイなど)のコーヒーである。

同じ水洗式アラビカ種でも上記の3国で生産された物は「コロンビアマイルド(あるいはマイルドコーヒー)」と呼ばれ、しばしばアザーマイルドより高品質品であると言われる。非水洗式の場合は「ブラジル&アザーアラビカ(アンウォッシュドアラビカ)」に分類される。

なお、ICOが定める分類は「コロンビアマイルド」「アザーマイルド」「ブラジル&アザーアラビカ」「ロブスタ」の四つ。

アシディ

カッピング用語の一つ。acidy。
コーヒーに含まれる酸味の内、好ましい酸味をあらわす用語。舌触りがよく、爽やかで切れの良い魅力溢れる酸味をあらわす。特に標高の高い地域で取れたコーヒーに多く存在すると言われている。

アシディティ

カッピング用語の一つ。Acidity。
コーヒーをカッピングする時の品質基準のひとつであり、コーヒーの持つ酸(酸味)の質を評価する項目。スペシャルティコーヒーやカップオブエクセレンスの選出時に使われるスコアシートにある項目の一つ。

昨今のスペシャルティーコーヒーブームの中で特に重要視されている項目であり、フルーツが持つ様な爽やかで切れのよい、明るい酸味がコーヒーにとって好ましい酸味であるとされる。(リンゴ酸系やクエン酸系)
一方できつい酸味や発酵から来る不快な酸味、刺激の強すぎる酸味などは好ましくない物とされ、減点対象となる。(酢酸系、燐酸系)

その為、アシディティの表現にはしばしば果物の名前が使われる。(例:アプリコットを思わせるような~)

因みにカップオブエクセレンスで評価される項目は全部で8つ。アシディティの他は、クリーンカップ、スイートネス、マウスフィール、フレーバー、アフターテイスト、バランス、オーバーオールがある。(アロマは参考のみ)
SCAA方式の場合は全10項目で、アシディティの他、フレグランス/アロマ、フレーバー、ボディ、アフターテイスト、バランス、ユニフォーミティ、クリーンカップ、スイートネス、オーバーオールがある。

アストリンジェント

コーヒーの味を表すテイスティング用語の一つ。Astringente。収斂性を伴う渋みやエグミを表す言葉。
コーヒーにとって好ましくない舌をしばる様な渋みのこと。収斂性といったりもする。過抽出時やコーヒー生豆が未熟だった場合に見られる。
ワインのテイスティング用語の一つであり、コーヒーの場合は欠点とみなされるが、ワインの場合はタンニンやカテキンと言ったポリフェノール類が豊富である証拠でもある為、必ずしも欠点とは言えない。

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